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上松俊貴選手が東日本インカレで起こした不祥事について

上松俊貴選手について調べていると『不祥事』という言葉がヒットします。

あの上松俊貴選手が何か悪いことをしたの?
何をしたのか気になる!

と言う方も多いのではないでしょうか?
今回は上松俊貴選手が過去に起こした不祥事についてまとめました。
結論、『シングルスの大会の勝敗をダブルスで決した』ようです。
意味が分からないですよね。僕も最初はわかりませんでした。
それでは深堀りしていこうと思います。

こんな方におすすめ

  • 上松俊貴選手が過去に起こした不祥事について知りたい
  • 不祥事の処分内容を知りたい

上松俊樹選手とは?

名前 上松 俊貴(うえまつ としき)
国籍 日本
誕生日 1998年6月11日
出身地 岡山県
出身校 岡山理科大学附属中・高等学校→早稲田大学
身長 181cm
体重 73kg
血液型 B
ポジション 前衛
利き手 右利き

直近2024年の戦績としては

  • 2024年 全日本ソフトテニス選手権 優勝(船水颯人・上松俊貴)
  • 2024年 全日本シングルス選手権大会 優勝(船水颯人・上松俊貴)
  • 2024年 全日本インドア 優勝(船水颯人・上松俊貴)
  • 2024年 世界ソフトテニス選手権 シングルス 金メダル
  • 2024年 世界ソフトテニス選手権 団体戦 金メダル
  • 2024年 世界ソフトテニス選手権 混合ダブルス(高橋乃綾・上松俊貴)

ソフトテニス界で最も活躍している選手といっても過言ではないくらい凄い選手です。
現在はNTT西日本に所属しており、数々の大会で成績を残しています。

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上松俊樹選手が起こした不祥事とは?

上松俊貴選手の不祥事は2019年6月に行われた第62回東日本学生シングルス選手権大会で起こりました。
内容は3回戦で対戦する選手がシングルスの試合を行わず、他の選手を交えてダブルス試合を勝敗を決した』ということです。

本件の詳細については日本ソフトテニス連盟より報告書が提出されていました。

その内容は、不正試合参加選手に対して「不正試合参加選手は同選手権大会の出場者と
して失格、厳重注意、反省文の提出を命じた」との趣旨であり、不正試合参加選手及びそ
の不正の手法については、「3回戦でシングルス対戦する選手が、シングルス試合を行わず、
他の選手を交えてダブルス試合を行い勝敗を決した。」というものであった。
当連盟は、7 月 19 日、不正試合に関与したとの情報のある選手 2 名の所属大学の監督か
ら、その 2 名はそれぞれ「世界選手権大会の日本代表として出場することを辞退する」旨
の申し入れを受け、翌 20 日、上記 2 選手の所属大学のソフトテニス部長から同趣旨の電話
による連絡とともに文書でこの旨を提出すると告げられた。
当連盟の強化委員会は、上記の連絡を受けたことにより辞退した 2 名に代わり世界選手
権大会に推薦する日本代表選手 2 名の選考に入り、代替選手 2 名を選考し、7 月 22 日、専
務理事に報告し、理事会の承認を求めるために専務理事より各理事に対して書面で上記の
経過を報告し、日本代表選手のうち 2 名の辞退と交代する 2 選手について各理事・監事に
意見を求める文書を発送した。(7 月 31 日全理事承認)。

引用元:日本ソフトテニス連盟

当連盟は、8 月 20 日、東日本学生ソフトテニスシングルス選手権大会参加選手の所属大
学(29 大学)に宛て、不正試合に参加した選手に関する調査報告を求める文書を送付した。
これに対して 28 大学から回答があり、計 36 名の選手が不正試合に関与していた事実が
報告された。

引用元:日本ソフトテニス連盟

本件大会におけるルール違反の不正試合の方法・手段は前記のとおりであるが、かか
る手段による不正試合は東日本学連主催の大会及び同学連傘下の関東学生ソフトテニ
ス連盟(以下「関東学連」と表示)主催の大会においては数年以前(少なくとも 4 年
生が入学した当時)から頻繁に行われており、令和元年の関東学連の春季選手権大会
においても行われていたが、本件以前には処分を受けた選手はいなかった。

引用元:日本ソフトテニス連盟

まとめると

上松俊貴選手が起こした不祥事の内容

  • シングルスの試合なのにダブルスで勝敗を決した。
  • 上松俊貴選手1人が行ったわけではなく、14大学所属の36名の選手が不正試合に関与。
  • 同じ早稲田大学である内田理久選手も関与。
  • 本件が初めてではなく、同学連傘下の関東学生ソフトテニス連盟主催の大会で数年前から頻繁に行われていた。
  • 令和元年の関東学連の春季選手権大会でも行われていた

ということになります。
不祥事の全貌が明らかになってきましたが、どうやら上松俊貴選手1人の問題ではないようです。
元凶は不正に関わった各大学のノリや文化にあるように感じました。
上松俊貴選手を含む他の選手も大学入学時にこの文化を知った時、「え?」と驚いたはずです。
こういったことをやり出した先輩方と仲良くなるにつれて

「シングルスの試合はダブルスでやっても良いんだ」

となってしまったのではないでしょうか?
トップ選手なだけに「本不祥事を起こしたのが上松俊貴選手」という印象が広まっているようで残念に思います。
また、この不正試合に関与していた選手の中には同じ早稲田大学である内田理久選手も含まれていました。

上松俊貴選手は本不祥事で2019年8月にツイッターで謝罪もしています。

内容としては誰かを傷つけたわけではないですし、上松俊貴選手1人の問題でもありません。大学全体として、そして試合を開催する大会側もこういう問題を管理できていなかったことにも問題があります。

上松俊貴選手への処分は?

上松俊貴選手は本不祥事を受けて次の大会を棄権・辞退したとされています。

  • 全日本大学生対抗選手権大会の棄権
  • 世界ソフトテニス選手県の代表辞退

全日本大学生対抗選手権大会の棄権

全日本大学生対抗選手権大会(インカレ)が2019年8月6日、7日で開催されました。
しかし本不祥事により早稲田大学のエース前衛である上松俊貴選手と内田理久選手が棄権しました。
早稲田大学は主力を欠く厳しい中での戦いとなりましたが、素晴らしい結果を残しています。

  • シングルス:優勝 内本隆文選手(早稲田大学)
  • ダブルス:優勝 長尾・松本ペア(早稲田大学)
  • 大学対抗:優勝 早稲田大学

主力のエース前衛が2人いなくても優勝するって選手層がかなり厚すぎます。この時の早稲田大学はめちゃくちゃ強いですね。

世界ソフトテニス選手県の代表辞退

2019年10月に開催される第16回世界ソフトテニス選手権の代表が内定していましたが、不祥事で上松俊貴選手と内田理久選手が内定を辞退しました。
この件によって急遽、福井県庁の中本圭哉選手と鈴木琢巳選手が代表入りしました。
それでも日本人選手は素晴らしい結果を残しています。

  • ミックスダブルス 3位 内本・黒木ペア
  • 団体戦 男子優勝
  • 男子シングルス 船水颯人選手 ベスト8、内本隆文選手 ベスト16

こちらもエース前衛を欠く中でこれだけの結果を残せるのはスゴイですね。日本人選手の層の厚さを感じます。

その後は?

不祥事はあったものの、その後すぐの大会で素晴らしい結果を残しています。

  • 2019年10月 天皇賜杯・皇后 全日本選手権大会 優勝(船水(颯)・上松)
  • 2020年2月  全日本インドア選手権大会 準優勝(船水(颯)・上松)

不祥事に引きずられることなく良い結果を残せていて良かったです。

まとめ

上松俊樹選手が起こした不祥事とは

  • 2019年6月に行われた第62回東日本学生シングルス選手権大会でシングルスの大会の勝敗をダブルスで決した。
  • 上松俊貴選手1人が行ったわけではなく、14大学所属の36名の選手が不正試合に関与。
  • 本件が初めてではなく、同学連傘下の関東学生ソフトテニス連盟主催の大会で数年前から頻繁に行われていた。
  • 令和元年の関東学連の春季選手権大会でも行われていた。

上松俊貴選手への処分は?

  • 全日本大学生対抗選手権大会の棄権
  • 世界ソフトテニス選手県の代表辞退

その後は?

  • 2019年10月 天皇賜杯・皇后 全日本選手権大会 優勝(船水(颯)・上松)
  • 2020年2月  全日本インドア選手権大会 準優勝(船水(颯)・上松)
  • 不祥事に引きずられることなく素晴らしい結果を残せている。

不祥事はあったものの2025年の現在までの活躍はソフトテニスをしている方なら知らない方はいないくらい素晴らしいです。
今後も活躍を期待したいですね。

以上
ありがとうございました。

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